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「悲しみの色は青と人の言う」セット

3,050円

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あなたの知らない男が、 あなたの知らない街の、知らない酒場で、 ひとり、酒を飲んでいた。 (海を見たいと思った。けれど彼の街には海がなかった。だから、その街から電車で一時間ほどの、湖のある、知らない街に降り立った) ビジネスホテルを見つけ、 知らない男は喫煙室を予約した。 部屋に荷物をおろし、近場の酒場でこうしてひとり、酒をかたむける。 夏の夜の風は鈴の音がした。 ひとり歩けば、彼のための海があった。 静かな音の海があった。 「悲しみの色は青と人の言う。」 青年の青さが香る本。 七年前の私に贈りたい、四冊。 中桐雅夫詩集 「会社の人事」晶文社 宮本輝 「星々の悲しみ」文春文庫 西岡英明詩集 「街の中のぼくの風景」木馬詩房 小関智弘エッセイ集2 「鉄を読む」晩聲社

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