どうされましたか?
帰り道が分からない、と。
なるほど、それは困りましたね。
行く道と帰り道が違って見えるというのはよくあること。行きは良い酔い、蛙が怖い。でしたかね。それとも、過去は何処の細道じゃ?ですか。
まぁ、くだらない言葉遊びです。
ここで迷ったが、何かのご縁。
あなたを不思議な街へとご紹介いたします。
何、路地を一本を変えるだけのこと。
本は始まりと終わりのある一つの街。
疲れましたら、
こちら「思い出」の栞紐をお使いください。
ああ、自己紹介が遅れました。
私、深夜にだけ開く古本屋の店主であります。
手品のような驚きと逸品な夜に添えて。
あなたに小品を売りつけるものです。
自由価格本
赤瀬川原平
「妄想科学小説」河出書房新社
エペリ・ハウオファ
「おしりに口づけを」岩波書店
川村湊
「紙の中の殺人」河出書房新社
クラフト・エヴィング商會
「すぐそこの遠い場所」
坂東眞砂子 磯良一
「見知らぬ町」岩波書店