いわゆるサブカル青年(もちろん中年でもいいのです)に向けた、セット本であります。
ヤニ臭い六畳のワンルーム、とりあえず3コードしか弾けないギターと、脱ぎ散らかしたTシャツと金麦の空き缶。自意識が肥大することを多様なカルチャーで塗り固めて、何が自分の個性かも分からない鎧でなんとか自己を保っている。
バイトをそろそろ辞めたいけれど、たまに来るショートカットの女の子が気になって辞めずにいる....という凡庸な妄想をしてしまいます。
セット名はとあるバンドの曲名から。
とわざわざいうのも野暮でしょうか。
「ガロ」1993年6月号
新人漫画大行進
松閣オルタ
「オカルト・クロニクル」洋泉社
昭和秘蔵本コレクション5
「パイプと乙女」河出文庫
又吉直樹
「第2図書係補佐」幻冬舎よしもと文庫